最上稲荷付近から北へ向かい岡山空港を過ぎた辺りに備中国二宮の鼓神社があります。お詣り済みの神社と神社の間が広くあいてしまった所にあってお詣り空白地帯を埋めるのにちょうどよく、駐車場があって安心してお詣りできるので出かけました。
目次
【御祭神】
遣霊彦命 高田姫命 吉備津彦命 楽楽森彦命 吉備武彦命
【御由緒】
鼓神社拝殿前由緒看板
【鼓神社への道】
国道429号から岡山県道71号へ進みます。南からだと71号へ分かれてから5キロくらいです。北からだと県道72号とぶつかった所から約1.5キロです。
71号から100メートルほど西にある山に鼓神社はあります。右の黄丸が鳥居で左の黄丸は神社の看板です。
南からだと、写真の看板を見て適当に曲がって山の方へ進んでもらえれば参道の案内看板がありますからすぐにわかります。
ナビが鳥居の右横の道を案内しようとした時はそこを通らず少し左へ進んでください。鳥居右横のは上の方は軽自動一台分くらいしか道幅がありませんでした😯
鳥居の左の方にはもっと広い道があります。
駐車場はこちらの広めの道沿いに入り口があります🙂 お祭り等の人の多い日でなければ数十台は駐車できる広さのため、困ることなく駐車できると思います。
【👩🦽車椅子使用の方のための情報】
下の参詣者駐車場から自動車参道が社殿横まで通っています。
祠のある神池の横を通って上へのびています。この辺りまではまだ坂は緩めです。写真は上から撮ったものです。
池から社殿横はそれまでより少し急ですからちょっと大変かなと感じました。
社殿横(最上部)近くまで車で入らせてもらえたら、そこからは平らな土地ですので、ぐるっと周って拝殿前まで行くことができます。
力のある男性が押すなら下から上がれそうですが、無理をして事故を起こしてはいけないです。どうしてもお詣りしたい方はお詣りの方法について一度相談されてはどうかと思います。
【境内の様子】
鼓神社鳥居
随身門
随身門を通り抜けて見る拝殿
拝殿前から参道を
拝殿(多くの鬼瓦がこちらを見ています😮)
本殿(幕があるだけで雰囲気が随分良くなりますね)
本殿斜め後方から
授与所(自動車参道から段差なく拝殿前まで行けます)
境内社(稲荷神社)
斜め後方から
少し離れた所から稲荷や宝塔を
鐘楼(釣鐘自体は古い物ではありません)
宝塔(1346年のものだそうです)
随身門左右大臣像
【おまいりをおえて】
メモったつもりがしてなかった😫のでいつものようなあやしい文は今回書けません😅 もちろん、しっかりと良い気はあったのは覚えていますので、あとは実際にお詣りして感じてみてください🙏
御祭神様は吉備津彦命と近い関係にある方々ですね。その神社でだけ祀られている神様はそこにおられるので常に話を聴いてくださるのがありがたいです😌 神社を後にしてすぐに高田姫命の生まれた地を示す案内が道を走りながら見えたのですがとまらずそのまま帰宅したので詳しいことはわかりません。
その国(土地)と結びついた神と人の関係は重要です。吉備津彦命に関して言えば、父(孝霊天王)や姉(倭迹迹日百襲姫命)、弟(稚武彦命)とその子孫といった一族を神社を巡ることで訪ねることが可能です。人間同士では不可能なことが可能になる喜び😃 時空を超えて過去の歴史と今がひとつになれる神社のメリット(あまり良い言いかたではありませんけど、そうした機能を考えると良い点でしょう)です。下の縣主神社は稚武彦命の子孫とされる鴨別命を祀る神社です。
県道71号から少し離れているために車の騒音もなく、うぐいすの声くらいしか聴こえてくる音がありません。桜もあちこちに咲いていてとてものどかな春を楽しめる神社です😊 二宮は一宮と違って参詣者が少なく静かなことが多いように思います。じっくり境内を歩いて楽しむには二宮の方が向いていると言っていいかもしれません。
本殿は巨大なものではありませんが優美な造りで、二宮かつ県社を感じられる社殿です😃
いい写真がなくてわかりにくいでしょうけど、拝殿左右の建物を合わせると左右にずっと長く土地は広がっています。
鼓神社は駐車場もあって安心してお詣りでき、歴史を感じさせるものも複数残されている綺麗ないい神社でした。