ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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赤猪岩神社(鳥取県西伯郡南部町寺内232)

大穴牟遅神が兄達に騙されて真っ赤に焼けた大岩を猪と思って受けとめたために命を落とした話が古事記にありますね。その岩が祀られて(埋められて)いる神社とのことで神話の舞台山陰では行ってみたいと思い続けた神社でした。

 

目次

 

【御祭神】

大国主神 刺国若比売命 素戔嗚命 稲田姫命

【御由緒】

赤猪岩神社|鳥取縣神社廳(公式ホームページ)

赤猪岩神社 | 古事記編纂1300年 大国主再生の地 赤猪岩神社・清水井ガイド

赤猪岩神社 | 鳥取県南部町観光協会

一番上は鳥取県神社庁の中の赤猪岩神社ページ。二番目のリンク先は神社全般について、下のリンク先は神話について書かれています。

【赤猪岩神社への道】

国道180号のJR米子駅から8キロほど南の辺りで鳥取県道1号へ入ります。直線が続く所にある大きな交差点を南から来た場合は右折して180号と平行に走ればそれが県道1号です。そこから600メートルくらいでこんな案内がありますので

拡大

曲がって道なりにやや右へ向かうと200メートルほど先にある駐車場に到着です。

20台くらい駐車の枠があったでしょうか。GWの午後、数台とまっていました。上の写真の駐車場をぐるっと道がまわっています。ここにも数台駐車枠があります。

 

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

駐車場から石段の左側に坂道があります。

ここから境内の端に入ることができそうでした。

石段からの参道(石畳)と少しだけ段差があります。

社殿(だった所)裏に道があるのですが、向かって左側は石段で右側は細い坂道になっています。坂の方から上がれたか時間が経った今では覚えていませんm(__)m

 

今は社殿が撤去されて仮殿が境内右端にあります。こちらまでは車椅子を押してもらって大丈夫でしょう。

#今回は後述する事情で詳しいことは何もチェックできませんでした。はっきりこうだと言えないので、境内のことは保証できませんm(__)m

 

 

【境内の様子】

神社の案内板

赤猪岩神社社頭

石段参道と二の鳥居

扁額

本来の社殿跡正面

斜めから

猪の岩を埋めて祀る場

解説板

境内社

狛犬(石段)

狛犬(二の鳥居)

 

【おまいりをおえて】

菅沢神社を後にして暫くして眠気に襲われました。身体もどんどんだるくなり、十数キロ離れた赤猪岩神社駐車場に着いた時には車からよろけて降りるほどに。わずかな石段を見て上がれないかもと思うくらいでしたので、参道の確認をしながらとかの意識がなかったのです😨 お詣りしたらすぐに車に戻らねばなりませんでした😢

 

メモる元気がないのでどんな感じの神社だったのか今となっては不明です。覚えているのは埋められた岩の場から強いものを感じたことだけです。どんな神社だろう? どんな神域なんだろう? と思い続けた神社にお詣りするのが精一杯に終わったことが本当に残念でした😥

 

私は、上から転がってくる岩が見えるのだから、伯耆大山か富士山みたいな山肌が見えるかと思い込んでいたら、普通に木が茂る低い山だったのでアレ? と思いました😅 岩山だとさすがに遠目にも猪には見えないでしょうから、木の枝を揺らして飛び出してきたのでわからなかったというのが話としてはありえる展開かも。何事も肌で感じることは大事ですね。

 

社殿横、猪の岩を掘り出さないように押さえておく岩はそこそこ大きなものです。さらに石の玉垣がぐるりと囲んで注連縄まで張られている。そこまでしなければならないということは、神社が普段書いている交流の場とは違う意味を持っていることを思い出させてくれます。

 

今の赤猪岩神社は仮殿を見なければ磐座=神社といった感じになっています。社殿が建てられたら山の祭祀場的な光景はなくなりますから、この機会にお詣りに行くべきでしょう🙂

 

赤猪岩神社は出雲神話がただの話ではなく人の暮らしの場と密接に結びつくことで、常に意識して人生の指針になるようにすることが可能になっていると感じさせられるいい神社でした。

#神話の足跡を辿りたい方は、鳥取市の白兎神社、次に売沼神社の後に国道9号を西に進んで米子まで来て南下するのがよいかもしれません。