前回記事の赤猪岩神社から南東へ向かうと小松神社があります。ネットでもお詣り記事は少数です。田んぼに半ば囲まれた山にあり、ストリートビューでも様子がわからない神社です。行かねばわからないなら行くのみ、と思いお詣りしました。
目次
【御祭神】
【御由緒】
【小松神社への道】
県道1号が前回の赤猪岩神社から1.5キロほどで県道316号とぶつかります。右折してそこから約2キロ南下すると今度は県道160号へ。1キロ少々で金田川ほたるの里とグーグルマップに表示されている広い駐車場があります。
これがほたるの季節だけ駐車場として一般に開放されているのか通年なのかわからないので今回はこちらにとめませんでした。この記事を書くために電話番号を調べると問い合わせ先は町役場でした。もし普段の観光客も駐車していいのなら安心できますね(未確認)。
駐車場左側を通る道を少し進んで民家が並ぶ辺りで道がちょっと広がっていました。駐車可の場所に思えたのでここにとめて神社へ向いました。
今回はGWでたまたま集落の人が皆で草刈り作業されていました。神社にお詣りに来た者ですがどう行けばいいのでしょうか? と尋ねた結果神社への行き方を教えていただけました。
本来はここからの道を書くのですけど、どう見ても私有地を歩いて行く形でしたので詳しいことはこの記事では書きませんm(__)m どうしてもお詣りしたい方は近くでどなたかに挨拶して道を教えていただいての形がいいと思います。
上下写真は田んぼの向こう、山の麓の様子
ほたるの里駐車場から細い舗装路が山へ向かって伸びています。そこから山に沿って歩いて神社まで行けるかもしれませんが詳しいことはわかりません。神社への案内看板(矢印)がないので少しわかりにくいです。
【👩🦽車椅子使用の方のための情報】
小松神社は上記のように車椅子でお詣りできるような参道ではありません。鳥居前まで行くのは困難なので民家近くの道から拝むしかないと思います。そうまでして他所の人間がお詣りする理由は正直ないと思います。御祭神があまり目にしない女神様なので特別な想いがある方はお詣りするとよいでしょう。私は栲幡千千姫命かあ😊と思ってお詣りしましたので。
追記
ブコメでいろいろと教えていただきました🙏
上の写真ではっきり写っている広い道は通行しても大丈夫な道なのかもしれません。お詣り時はまだやっと歩けているくらい体調が悪く、今回私だけ通ってもいいのか誰でも通っていいのか確認しないとと思う余裕が全くなかったのです😅
民家の集まりと山を直線で結ぶ道なのでこれが参道になるのかもしれません。
通ってもよさそうだと思っても一応その集落の方に問うべきと書いたのは私有地かどうかの問題と、不審者の疑いという二点気になったからです。
少し考えすぎだったかもしれません。
【境内の様子】
小松神社遠景(社叢)
小松神社社頭(鳥居)
石段参道
拝殿
本殿
境内から外を
御神木のスダジイ(根本近くから三又の樹です)
祠(木野山神社、唐王社のどちらか?)
【おまいりをおえて】
ヤマカガシはむやみに人を噛む蛇ではなく、気をつけなければならないのはマムシでしょう。田んぼと山との間は草が茂っていてマムシが隠れる格好の場に見えました(いるのかは不明です)。また西日本はマダニ(SFTS)にも要注意です。それなりの服装が必要でしょう。大げさに思えるかもしれませんが、今回はすぐにシャワーを浴びて着替えることができないため、車に戻って足を洗って服と靴を換えました。
こうまでしてお詣りしたのは妹からお詣りすべしと聞かされていたからです。実際にお詣りしてみると土地の守り神だとわかる場でしたし、栲幡千千姫命が御祭神の神社は、私が住む山陽側では神社巡りしていて簡単に出会わないものです。ふたつの理由でのお詣りでした😌
ここは本当に集落の人だけの神社なのだと思います🙂 それだけに何と言いますか、いろいろな参詣者の想念が持ち込まれている神社とは少し様子が違うなと感じました。私も今回は行きたいなと思ってから一年半経ってようやくお詣りできたので、良い気持ちで境内へ入れたと思います。やっぱりお詣り時の心の状態は大きいです。
自宅から遠く離れて足繫く通えない神社では、初めての御祭神様の社にお詣りができたことの感謝のみ伝えて後にするのがよいと思います😌 記紀や風土記等に登場する、自分の国の神々全員にご挨拶をするのを楽しみにしている方もおられるでしょうね。
本殿近くに立って眺めていると、周囲に立ち込める何かの力があるような感覚。
#いつも書いていますが、これはあくまでもそのお詣り時の個人の感想です。他の方は違うのかもしれません。
小松神社は、いい意味で人の手があまり入らず(里に近いのに)残されている綺麗ないい神社でした。