ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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箆取神社(岡山県倉敷市連島町西之浦3484)

 箆取神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

 倉敷美観地区あたりでこの後どこに行こうかと検索して、へらとりとは他で聞かない名前だと気になり、ナビをセット。大した距離じゃないから楽勝と思ったのが大間違い。時間ばかりかかって、これはよく言われるたどり着けない神社なのか!? と軽く倍以上の時間を費やしてやっとお詣りできた神社です。

お詣りはやはりストリートビューで走って確認しないと大変です。

 

目次

 

【御祭神】

 

綿津見命 豊玉姫命 玉依姫命 七拾五社御眷属(霊狐)

 

【箆取神社への道】

国道2号や国道429号から南下して山を越えて倉敷芸術科学大学そばから行こうとしないでください。何年か前のデータのままのカロのナビやグーグルマップから案内させると大学そばにあるお年寄りのための建物付近へ連れて行かれます。当然行き止まりです😑

追記1

なんと建物手前を右に入った道の途中にコンクリ舗装の分岐した道があり、ここを少し走ると社殿裏を通って駐車場まで続いているのをストリートビューで確認しました。実際に見るととてもこれを走って行けばいいとは思えない道です。距離は短いですが途中が本当に細い感じです。軽でもギリギリではないでしょうか。グーグルの車はよくここを走ったものだと感心しました。

 

岡山県道428号(神社南側)から連島郵便局を目指すのがいいかと思います。途中で神社を確認できます。

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そこからはナビで北へ向かうと小学校があります。その手前でこんな案内板があり、左の細い急坂を上がっていきます。

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普通車でも通れるかと思いますがギリギリなはず。軽なら走るのは問題ないですが対向車が来たら死ねます。小学校からの距離はそれほどありません。車のメーターを見ていないのではっきりしませんが300mくらいだと。

#ただし、東西の通りから北へ曲がって小学校への道はやたら狭いです。ナビで先にまだ道があることを知らないと行き止まりを恐れて進むのをやめるだろうくらいの幅です。古くからある住宅の間の生活道路です。もう少し東側の方が地図上はやや広いようですね。とにかくいきなり行かず、下調べが必要だと思います。軽かバイクでのお詣りをおすすめします。

 

上にかなり広い未舗装の土地があってここが駐車場みたいです。そこからさらに上に行けるような道が続いていますが一番上はたぶん関係者以外上がらない方がいいのだと感じました。

追記2

神社裏を通って別の道へと繋がっていましたので、誰でも通行は可能なのだと思います。上の回廊横は何台か止められる広さがストリートビューによるとあるようです。

 

この未舗装駐車場の奥が石段で、参道のかなり上になります。少し上がると由緒看板。右に回廊入口。これはコの字型になっていて100mはある感じです。回廊を出ると拝殿で、その隣に社務所とご眷属のお狐様を祀る境内社がありました。

 

【車椅子使用の方のための情報】

コンクリ舗装路をとにかく上がると回廊の向こうをまわって社殿のある最上部の土地に着けるようです。ここへ上がるのは電話をして許可をいただいてからにした方がいいと思います。置ける土地が狭い感じでしたから。下の広い所で降りてそこから車椅子だと登坂をかなり上がらないといけないので大変だと思います。石段のみの神社ではないからお詣りは可能だと思います。コロナ禍で普段会うことのない方にたずねるのは遠慮しているため、未確認です。

追記3

車で回廊途中の休憩所横にある駐車可能スペースまで上がれます。ここからだと平らな土地なので楽ですね。でも、回廊横に入るのに門があります。もしこれが閉まっていて鍵がかかっていたらいけません。やはり電話で相談した方がいいでしょう。

 

 

【境内の様子】

箆取神社由緒看板

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回廊入口 

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回廊途中にある休憩所

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回廊から社殿を見る

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箆取神社社殿

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境内社(ご眷属の社)。渡り廊下の向こうに朱の社があります。

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やはりここは様々ないなり寿司を持参すべきかと。

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【お詣りをおえて】

山の中腹(といってもかなり高い場所)にあって眺めはいいです。左側が高梁川河口でJFEスチール西日本製鉄所(倉敷地区)があります。

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そのためかたくさんの椅子があちこちにありました。また、火を使わなければお弁当を食べてもよいと掲示もありました。霊狐とあるのでいなり寿司をお供え後にこちらでいただいて帰宅するのもいいかもしれませんね。どうやら過去に神社に生肉を持ち込んだ人がいたようですが……考えるだけで恐ろしいです。

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御神徳を求めてお詣りする以外に眺望で親しまれる市民の憩いの場でもあるようでした。

 

参道途中からでしたので鳥居をくぐって感じるのはできなかったです。本殿も一段奥にあって近くには行けないため拝殿前で社殿からの気を感じてみましたが緩やかな放射はわかりました。境内は非常に爽やかでした。

 

海神の社なのに山の上? なのは昔は島だったからです。倉敷市西部には〇島という地名が多くあります。元々島でその間が干拓で陸になったからです。そう知ると島に海神の社があるのは当たり前に思えてきます。

元祖、玉島は海だった。/みなと玉島空間/玉島支所/倉敷市

http://www.kojima-cci.or.jp/kojiki/rekisi/rekisi.html

下のは児島商工会議所の児島の歴史についてのページです。昔の海の様子がわかります。

 

回廊は吉備津神社が有名ですがここのもなかなか良いものでした。境内も綺麗ですし、道が細いのを除けばとてもいい神社だと思います。今回は社頭から長い石段を上がってのお詣りはできませんでしたが、下から上がってくればさらにお詣りの充実感にひたれると思います。

 

ご眷属が霊狐ということで、お狐様好きな方はお詣りするとよいかもしれません。拝殿内(戸は開けられていましたから中の様子はよく見えました)に大きな白狐像があります。

 

最初に、お詣りできない!?と書きましたが別に来てもかまわなかったようで……というのもこんなものを見つけたからです😆

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いくつか意味があるようですがどれもいいものです。皆さんも神社で目にすることがあったら感謝してほわほわになってください。

 

諦めなくて良かった。

 

#今回追記がやたら多くなってしまいました。よもやx10くらいの気持ちです。ナビからストリートビューに切り替えて確認すれば最初からはっきりしただろうと思います。でもなかなかその時にはできないです。とにかくあやふやなことを長時間さらさないですんだのでちょっとほっとしました。変な事を書いて神社に迷惑をかけたくはないので……。まあ変な感想書いてる時点でアレですかね。