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土地の神様をお祀りする実例【お稲荷様・巳神様・龍神様を大切にする意味とは?】 | 横浜・鎌倉・逗子・葉山で建てる無垢材と自然素材の家なら中尾建築工房
こちらの記事にとても面白いものがありました。表示されているのは最後の記事ですので記事中のリンクの最初から読むといいと思います。
田舎の土地は市街地のように一目でわかる小さな区画ばかりではないです。家の敷地と裏山とか、どこからどこまでかがわかりにくいことはよくあります。この土地は誰の土地? 状態です。調べて境界は判明したとします。それは人間の間でのことです。土地は人間だけのものではありません。
屋敷神(祠)が祀られていたが屋敷の主が亡くなり、誰も知らない祠が山中に埋もれていたとかだと離れて住んでいる相続人は知らないままにということになってしまうでしょうね。
こうした場合、どこから来ていただいたどんな方なのかがわかればよいのですが、そうでないとお帰りいただけるようにすることをしないとすっきりしないでしょう。
誰かにきちんと祀ってもらいたいと思っている存在を自分がお世話すれば喜んでもらえる場合もあるでしょう。が、相手のいることはケースバイケースです。中には、もう勧請元へ戻らせてくれと思われているケースもあるでしょう。あらためてお祀りすればいいかはわからないです。
目に見えるもの(財産等)であれば法にのっとり適切に処理できます。田舎には屋敷神や、ぱっと見でよくわからない石造物があります。今、こうしたものがある方はお祀りの終活についてきちんとされないといけないと思いました。
#私は子供がいないのでお祀りは私の器が活動終了したらそれまでという約束をしています。