海沿いの神社にお詣りしようとしたのですけど駐車場が不明なために北にあるこちらにお詣り。たぶん多くの方が調べるまで勘違いしている神社かと。
目次
【御祭神】
相殿:高龗神 大国主命 大戸姫神 底筒男神 中筒男神 表筒男神
武内宿祢 仲哀天皇 神功皇后 応神天皇 市寸島姫神 天照大御神
【御由緒】
元慶三年(ハ七九)藤原諸房公が少彦名命を祀ったのが始まりだそうです。
名前は同じでも、道真公を祀る各地の天神様よりも古くからある神社だとわかります。
【引野天神社への道】
国道2号と国道182号の交差点から東へ少し離れた所にあります。JRだと大門と東福山の間です。歩いてお詣りできないこともないですが少し距離がありますね。東福山駅の方がやや近いです。
車だと国道2号線引野町4丁目交差点を北へ曲がってすぐの引野町2丁目交差点を右折します。約300メートル先の引野町2丁目東交差点を左折。目の前に山があって、その麓に神社駐車場があります。
かなりの台数(枠は十数台)とめられますから心配無用でしょう。
【👨🦽車椅子使用の方のための情報】
上記のは石段を上がってお詣りしたい人のための駐車場です。山の北側から自動車参道を上がった先にも下以上に駐車(25台くらい)できます。
舗装されていますし、障碍者用スペースが社殿の側にありますから車椅子の方も楽ですね😃
この駐車場へ行くには、下の駐車場横の坂道を上がって150メートルほどで左への道があるので曲がります。曲がってすぐまた左へ曲がるとあとは道なりに進んで下って行きます。左に注連柱があってその間を通って駐車場まで100メートルくらいでしょうか。写真は通り過ぎてからのものです。
自動車参道までは住宅地の間の道で狭いですし、人がいる場所だから走行は慎重にお願いします。
拝殿と境内社はそれぞれ石段を上がるのでその前からのおまいりになります。社殿周囲は下の写真のように段差はありませんから、駐車場から車椅子でおまいりは楽でしょう。拝殿前参道は気になるほどの段差はなかったと思います。
【境内の様子】
#彫られたお名前はボカシ処理済みですm(__)m
引野天神社社頭
石段横から
石段参道
石段上から
随身門
拝殿正面
拝殿
本殿
社殿全景
境内社(諸房神社)
神輿庫
石段下狛犬
灯籠上の獅子? 狛犬?
【おまいりをおえて】
天満宮の名は大きな神社で、分社の天神社は比較的小さなものと思っている人は多いのではないでしょうか。私はそう思っていて、急遽向かったのでこちらは道真公を祀る神社だろうと思っていました。が、お詣りしたら少彦名命が主祭神でした。天神地祇という意味で天神の社ということなのでしょう、きっと。ネットで他の方の参詣記事を読むと皆さん御祭神を勘違いしていました😅 私は何回このミスをしたかわかりません。きちんと調べる一手間を省くのはよくないことです。
道の説明で書いたように、山の上にある神社にしてはお詣りする人に実に優しい神社でした。2号線から少し離れているだけなので土地勘の無い人でも困ることはないと思います。
諸房神社御祭神は藤原諸房公。9世紀の備後国司で善政で民に慕われた方だそうで、後に祀られたそうです。非常に詳しい由緒看板があったのですが一部でなく全部しっかり現地で読んでほしいと思いここでは無しにします。
地元の方の散歩コースになっているみたいで、少し時間が経つとどなたかが上がってきたのが印象に残りました。
石燈篭の上に獅子? 狛犬? が逆立ちして乗っているのはここ以外で見たことがありません😮 かなり珍しいのではと思うので、お詣りされる時にはよく見てください。高い所なので、灯籠マニア以外はよく見ないで素通りしてしまうかも😅
今回もメモっておらずかなり時間が経ってしまったので境内の気は詳しいことは思い出せません。とても落ち着いた気だったような覚えがあります。でも寂しいような感じは皆無です。日常気軽に足を運んで安らげる場だと思います🙂
引野天神社はバリアフリーにも配慮された丁寧に掃除されている綺麗ないい神社でした。