別の神社の参道があまりに細くて不安になり、走りやすい県道から真っすぐに幅のある参道が延びているこちらの神社にお詣り先を変更。神社名は”かみなり”とか”いかずち”と思っていたら、”なるかみ”という名前でした😮
目次
【御祭神】
雷神 雷鳴神
#岡山県神社誌より
【御由緒】
【雷神社への道】
矢掛町の国道486号沿いにある道の駅の所(矢掛町元町交差点)から弦橋を渡って岡山県道64号を南へ進みます。1キロほどで以前お詣りした崇道神社前に。
そこからさらに1キロほど進んだ右側に常夜灯があります。写真は通り過ぎた所から撮ったものです。
常夜灯間は軽自動車で左右に40センチくらい? 余裕がありますがミニバン等の大き目な車だとギリギリに感じるはずです。この10メートルほど手前(↑の写真だと右側)に常夜灯を避けて斜めに入る道があって、そちらはミニバンでも余裕で通れるような道でした。
参道約200メートル先には鳥居があります。ここは2メートル50センチくらいの幅ですが、注連縄のしめのこが垂れていて2メートルくらいの車高だと当たりそうです😅
駐車場らしきものは見当たりませんでした。他の方がUPしている写真で見ると鳥居左右に駐車スペースがあるように思えたのですが、そこは細い道でした。横の土地はふかふかでタイヤが沈むので駐車は少し難しそうです。
鳥居の左へのびている道は自動車参道ではなく、別の神社(同じ山だから摂末社?)への道でした。小雨が強くなってくる予報のためにのんびり確かめる余裕がありませんでした😢
【👨🦽車椅子使用の方のための情報】
鳥居の次にある注連柱の間を通って少し急坂(参道)を上がると随身門手前で道が右へ分かれます。
そのまま神楽殿? 横へと繋がっていました。
随身門から先は段々に整えられた境内。あまり広くはないので慎重に進まないとダメだと思いました。
本殿のある段は石段で上がりますが、自動車参道から細い道が本殿横へ延びているので車椅子を押してもらってそばへ行くことは可能に思えました。ですが、大きな石だらけの凸凹道です。可能かと言われれば可能だろう道くらいに思ってください。
参道の幅は2メートルより広いので軽自動車でなくても走れるみたいですけど、上で書いたように社殿付近はあまり広くないので、やはり軽自動車くらいまでかと。それに参道の真ん中と両端はこけが生えているので濡れていると乱暴な運転では滑るおそれがあります。
ネットでは神社名でお詣りした記事がすぐ出てこないことから、他所からの参詣者向けの案内をする必要が今まではなかったのかもしれません。通行禁止のロープや車止めはありませんが、宮司さんに事前に許可をいただけた場合だけ通るのがよいように思います🙂
地元の方が大事にされている神社には敬意を持ってお詣りしないといけませんから。
【境内の様子】
参道入り口常夜灯
雷神社鳥居
扁額には雷師宮の文字
注連柱
注連柱前の風景
高い杉の間を一直線にのびる参道
随身門
左右大臣像
割拝殿(たぶん休憩所を兼ねるのだと)
割拝殿から随身門を
本殿
本殿をUPで
本殿の絵馬
社殿全景
社殿遠景
神楽殿?
境内社(岡山県神社誌には疫神社とありますがそれがどこをさすのかは不明です)
【おまいりをおえて】
民家から少し離れた山にある神社なのに、実に綺麗に保たれているのに驚かされました😮 注連柱から随身門までの参道は100メートルくらいです。両側は高い杉の社叢です。風の強い日もありますので、参道に枯れ枝が散乱していても不思議ではありません。なのに、小枝が所々に落ちている程度です😃
割拝殿内の土の部分は割拝殿の写真でわかるように掃かれた跡がはっきり残っています。杉の間を通り抜けて賽銭箱前に立つ頃には、神域にいるという意識に変わっていることでしょう。
安心して駐車できる場所があれば、大勢が良い気を浴びて気持ちを新たに日常の課題へと戻っていける神社だと感じました。
岡山県神社誌によると、本殿、幣殿、拝殿とありました。確かに社殿は三つです。賽銭箱があるので拝殿のように思っていましたが、そこが幣殿と言われれば位置的にはそんな気がします。他の建物を含め、今回の写真の名前はよくわからないために適当につけています🙇♂️
境内に満ちる気は鳥居をくぐった瞬間に……とはならず、杉の間を歩くとゆっくり変わっていくのがよくわかります🙂 晴れている日だともっと軽いものを感じていたかもと帰宅後写真を見ていて思いました。
本殿裏では圧力よりも次第に体が暖かくなるような気持ちよさを感じていました。
#あくまでもその日個人がそう感じただけです。他の日では違うかもしれません。また、他の方も当然違うことでしょう。
雷神社は常夜灯から本殿まで一直線に伸びる参道を通って山の気を感じられる綺麗ないい神社でした。
追記
こちらのブログ”岡山の古墳を訪ねて”の下の記事を読むと社殿周辺は古墳とのこと😮
古墳にある神社はたまに目にします。
この場所がたまたま選ばれたのか、昔から岩が積まれた場所があるから祀るにふさわしいとされたのか、ネットでは全くわかりません。ただ、岡山県には磐座は多いし、そこに小祠があることも多いので、もし何か関係があったなら面白いですね。