ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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神馬のいる神社

神馬像のある神社ではなく、ご眷属様としての馬のことです。月一の神使(ご眷属)記事二回目です。

目次

 

【神使(ご眷属)としての馬】

これが意外なことにこの神社の神使(ご眷属)という場所がありません。八幡神社にはよく神馬像が参道脇にあります。しかし、八幡神社神使とされているのは鳩です。十二支では馬は愛宕神社らしいです。昔から身近な動物なのに面白いです。

 

馬はそこにいる存在というよりは、祈雨止雨の時に捧げるものなので常時神に仕えていると思われなかったのでしょうか。

 

【高龗神の社の馬】

天候不順の度に馬を贈ったので関係が深くなった(あるいは元々深いのか?)からか、貴船神社分社にいたのは黒い馬でした。高龗神に直接仕えているのではなく、その分社にいるようでした。全国にある貴船神社の分社は450社だそうです。それをカバーできるくらいはいるのでしょうね。

 

雨の神の社に奉納された馬がそのまま霊として神使になるのではないみたいなのですが……このあたりはよくわかりません。

【おわりに】

雨の女神、高龗神が従えているのは龍ですので、本来の神使(ご眷属)は馬ではないのは確かです。人が神と関係が深いと思うようになると実際にそうした姿の存在がそこにいる(ようになる)のは不思議です。前回の狼のように邪を払いのけるような特別なお役目が馬の神使では何かは今の所不明なままです。

 

馬の神使(ご眷属)はまだわからないことが多いです。