ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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久善田神社(広島県東広島市西条町馬木1050)

東広島市の神社最後は国道2号を越えて少し南へ下った久善田神社(くぜんだじんじゃ)です。広島県神社誌では久善田八幡神社です。

 

目次

 

【御祭神】

帯中津日子命 息長帯日売命 品陀和気命

仲哀天皇 神功皇后 応神天皇ですね。広島県神社誌の祭神表記は上記です。

【御由緒】

広島県神社誌の久善田神社の項に「社伝によれば、寛徳二年(一〇四五)の創建という」と書かれています。千年を越える古社のようです😮

 

ただし、その時からここにあるのではないようです。同由緒欄にこうありました。

「昭和四十九年、山陽新幹線敷設のため旧鎮座地の久善田山(馬木一、五〇八)より本郷山に遷座し、本殿、幣殿、拝殿、社務所を新築した」

 

由緒を記した石が玉垣のそばにあったのを他の方のブログを見て気がつきました😭 拝殿写真の玉垣奥にあるのがそうだと思います。

 

【久善田神社への道】

国道375号広島県道67号がぶつかる所から北へ400メートルほど走って高架が近づいてきた辺りで右側に明るい色の注連柱と鳥居が見えます。下のは反対からの写真です😅

そのまま鳥居をくぐって参道を進むと左にかなりの台数とめられる駐車場がありました。が、久善田神社駐車場の看板がありません。参道から入るのでたぶんここが駐車場なのでしょうが断言はできません😑

【👩‍🦽車椅子使用の方のための情報】

久善田神社駐車場? からは自動車参道を通って上に行けます。坂の傾斜は押してもらって上がれるくらいだと思います。

#坂道で普通に使うのは勾配だと思います。急勾配とかパーセントではなじみがないとかえってわかりにくいので、あえて傾斜と書いて水平からの角度がわかるような写真を使っています😅

自動車参道から境内へ入ったらそのまま社殿へ向かうことができます。

ただし、本殿へは10段ほどの石段を上がらないと行けません。

その下までは平らな土地なのでそこからおまいりする形になると思います。

 

境内社も同じ所ですから、やはり下からになりますね。すぐ前まで行けないのは残念だと思いますが、神棚も見上げる形で拝しますから、これはこれで悪くないかもと思います🙂

 

宮司連絡先が不明な時は近所の氏子さんに上の境内で車椅子を降ろす許可をもらえばよいのだと思います。ただ、近くの民家が少ないのでそれも簡単ではないかもしれません。

 

 

【境内の様子】

久善田神社社頭

一の鳥居

二の鳥居

参道を上がった所から

拝殿(神楽殿を兼ねている形ですね)

拝殿と幣殿

本殿(個人名はわからないように隠させてもらっています)

社殿全景

境内社広島県神社誌にある宇気母智命を祀る穀神社?)

狛犬

 

【お詣りをおえて】

この神社にお詣りしようとした人を迎えるのはずらりと並んだ灰白色の石灯籠です。きちんと数えていませんが、たしか100基くらいはあったかと😮 貴船神社の有名な朱の灯籠とは違いますけど、この神社特有の雰囲気を作ってくれるものだと思います。

 

お詣りした日は社務所のそばに刈った枝がたくさん積み上げられていました。落ち葉やゴミらしいものも見当たりませんでした。境内に上がるのは楽な神社だとは思いますけど、綺麗に保つ意識がないと簡単ではないです。神社は清浄なのが一番ですね😄

 

鳥居をくぐるとすぐに気がまろやかに変化したとメモっていましたが、これが県道沿いの鳥居のことなのか、社殿に近い二の鳥居のことなのかわからなくなりました😅

 

本殿そばでは流れるような気を感じました。

#いつも書いているようにこれはあくまでもその時私が感じたことにすぎません。別の日ではまた違うかもしれないです。また、他の方は私と同じではないとも思います。

 

遷座から半世紀くらいのためでしょう。境内に巨大なご神木は見られません。前回記事の畝山神社が巨樹を持つ神社でしたから違いは大きいです。ある程度の傾向はつかめてきましたが、神社ごとの差がかなりあるためにここで違いはこうだとは書けないです。

 

もし東広島の神社巡りをする機会があったら、この二社はお詣りして優劣ではなく違いを感じてみてください。

 

久善田神社は今の姿は新しいものの、千年を越える神と人の繋がりが今もあるいい神社でした。