ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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神社ごとのしきたり?

参拝時、拝殿前での作法は現在では二礼二拍手一礼が浸透し、一部神社(出雲大社等)をのぞいてはそうすることで他の参拝者から変な目で見られることもありません。

 

拝礼作法については統一されたと言っていいでしょうが、お祀り(お祭り)の仕方は地方ごと神社ごとに実にバラエティに富んでいて訪れる(密かな)楽しみになっています。

 

榊を例にとると、榊立にさすということについて明確な決まりはありません。注意して見ると一本の所、三本の所、形(枝ぶり)を重視してそれ以上の本数を使っている所、様々です。

 

お供えは榊のように決まっているわけではない(一部必須の物は除く)から、これは神社ごとの違いに驚かされますね。由来を知るとなるほどと思わされる物もあれば、不思議な感じのする物まで。

 

地元の人(氏子、崇敬者)がしていることはその人達にとってはしきたりで当然の行為で、他所からの参拝者にとっては奇異に見えてもそれが作法なのですよね。その地に住む者とその地の神との関係だから皆正解だということは深い意味があるのだろうと思います。

 

自由にお詣りしているとなかなかそういったことに触れる機会はないと思いますが、偶然そういったことに触れることがあるのも神社巡りの醍醐味だと思います。

 

コロナが終息して少し遠くの神社にお詣りして八百万の神を感じられる日が一日でも早く来ることを願います。