そっち方面へ行く用事がある時は足を延ばして黒丸神社へ詣でているのですが、それだけだとガソリン代も上がっていることだしここまで来てもったいないなと。で、例によってグーグルマップで周辺の神社を表示して探しいて、こちらのかたつかさん神社の御神木が目に留まりお詣りしてきました。今回も行ってみないとなと思わされる神社でした。
神社名は地名からですね。かたつかという名の山ではなくかたつかにある山神社ということにしばらく気がつきませんでした。日光二荒山神社みたいにかたつかさんだとばかり。鳥居の扁額を見て、ああ山神社だったのかと😅←大三島の大山祇神社からだからわかりそうなもんです。
目次
【御祭神】
【片塚山神社への道】
国道313号が芳井の小中学校を過ぎた次の信号を右折して橋を渡ります。橋を渡ってすぐに左折すると、川沿いから山の方へ入っていく岡山県道297号になります。
この県道は崖に沿って細くなったり少し広がったりを繰り返します。一番狭い所は軽自動車で左右に少し余裕があるくらい。だいたい1.5車線だと思います。
坂道は曲がりくねっているので、狭い箇所で大きな対向車が来るとバックするのは大変だろうなと思いました。カーブミラーを双方がちゃんと見て譲り合えば大丈夫だとは思います。軽自動車の人はそんなに気にせず走れると思います。
そんな道ですが313号から西側の山中から井原市中心部へ向かうには便利らしく、行きも帰りも5台くらいの車とすれ違いました。北振バスという会社の小型バスも走っています。朝だともっと多いのかもしれません。交通量は予想できません。
313号と297号の交差点から片塚山神社までは4キロくらいだと思います(車のメーターで距離を測るのを忘れていたのです)。道が水平になって少し直線が続く所に神社はあります。
ナビの無い時代なら少し不安になるような山中でした。神社横に路肩が広くなっていてここにとめられるようです。近くの田んぼで作業する農家の方? が私の後に来てとめられましたが注意されることはなかったから、お詣りの間とめるのは大丈夫そうです。鳥居の前に軽自動車が駐車できるだけのスペースもありました。
【境内の様子】
片塚山神社全景。
片塚山神社拝殿と本殿。銅板葺きの本殿以外は新しい瓦になって綺麗です。
本殿はこの写真だと分かりにくいと思いますが色が塗られていたようです。
覆い屋? の中の綺麗な境内社。
ご神木
ご神木の下の石碑をアップで。
【お詣りをすませて】
素晴らしい御神木を見ながら鳥居をくぐると穏やかに気が変化しました。社殿に近づくにつれてどんどん清々しい気になっていくのを感じました。
ご神木の杉は涼しい気を放っていました(あくまで主観です)。かなり弱ってきているようでしたので、これからも頑張って一日でも長くお詣りに来る人を迎えてくださいと願いました。
本殿横でいつものように心を静めると、短い間隔で波のように打ち寄せる力に気がつきました。ご神職、氏子の方々が神社の修繕に努められたために力が維持されているのだろうと思います。
拝殿は岡山県神社庁ページを見ると古く汚れています。今は綺麗なカバーで拝殿の壁が覆われ、内部も綺麗に整えられていて気持ちよくお参りできます。6年くらい前に修繕されたようです。境内社(外宮)をおさめる覆い屋? も綺麗になっています。由緒看板はありませんが境内社には名前が貼られていましたから御祭神はそこからだいたい分かります。
山と境内の大木と脇を流れる小川……313号を通る時に気がついた別の山神社同様自然の物が持つ力を強く感じるいい神社でした。まだまだ知らないだけで清々しい気に満ちた神社はたくさんあるのだなと思い、これからもお詣りは続けていくぞと誓ったのでした。