今年の春は前倒しのように思います。例年ならGW頃に現れるクロアゲハがもう飛んでいました。ツツジも早かったように思います。
小動物の行動が活発になると神社にお詣りするのが俄然楽しくなります。歓迎サインで動物関連のものはたくさんあります。御祭神ご眷属も生命。無機物で歓迎より他の命に歓迎された方が嬉しくないですか?
で、この歓迎サインなのですが教える手段ですから理解すればそこでおしまいです。ということは参詣者がなかなか気がつかないと御祭神様ご眷属様もあの手この手を駆使するというのが今日の話です。
サインをいくつか分けてみると、動植物を使うもの、風雨など自然現象を使うもの、他の人間を使うものなどがあります。
動物は人により好悪の差が激しいです。歓迎のつもりでオオスズメバチ🐝を眼前に飛ばしたら大抵の人は怖がるだけです。ヘビ🐍もドキッとしますよね。落ち着けばどちらもサインなのかもと思えないことはないでしょうが、それもサインだと知らない人には期待薄です。蝶とかは無難なサインでしょうか。
自然現象は急に雨が止んだとかは分かりやすいですね。サインを知らない人でも気持ちが明るくなるし、知っている人ならアレっと思うはずです。他には風もないのに頭に枯れ枝を落とされたり。
他の人を使う時は神職から話しかけてこられて神社のことを詳しく教えてもらえたとか、御祈祷が始まったとかです。大勢の人がいるのに自分が拝殿前に立つタイミングで周囲の人がいなくなる人払いだとか言われるものもそうでしょう。
御祭神様ご眷属様はどれか最適なものを見せてくださると思います。が、社殿の壮麗さだとか御神木だとかに気をとられていると気がつきません。その場合は続いて別のサインを。それでもダメだと鳥居の辺りで最後のサインを送ってくださっています。これでダメなら帰ってしまうから、かなり分かりやすいものが多いと経験上思います。
お参りしてさっさと帰ってしまっては用意してくださったサインに気がつかないままになってしまいます。時間の許す限り境内をウロウロして周囲をよく見ましょう。そして何か気がついたら感謝して帰りましょう。特になにもないようでも妙に清々しい気持ちになったらそれもサインだと思いましょう。仮に全くの勘違いでも
「神様ご眷属様、歓迎していただきありがとうございます😆 これからもお詣りします」
こう言われたら御祭神様ご眷属様は否定するわけにはいかないでしょう😅
信じる人は自分だけゲーム感覚で楽しめばそれで構わないと思うのです。なんでもいいから神社でほわほわしてもらえればいいと思います。形だけ畏まるよりも心をそこにいるとされている存在へ向けましょう。それからのことは全てその人の心の内のことです。誰もそれに干渉できません。身体に楽な季節、交流の場をぜひ訪れてください。