今は通信環境とSNSのおかげで国内も海外もオンラインでは変わらないようになりました。でもネットワーク外だと当然物理次元の距離の制約があります。今日はそんなお話です。
目次
【お神札はどこで受ける?】
町内に、あるいはいくつかの町でひとつ氏神様の社があるはずです。氏子はその社で神宮大麻と氏神様のお神札をお受けするのが自然な姿だろうと思います。氏神様のお神札がない場合は各自好きなお神札をまつればいいのでしょう。
日本国内だと遠くても、そこは伊邪那岐伊邪那美の神が産んだ島の内、何も考えずお神札をお受けしているはずです。
妹によると、神社から離れると次第に(時間的に)効力が落ちていくようです。お神札は毎年新しく用意されるものですから、年末年始に受ければちょうど年と効力が等しくなるでしょう。では夏に受けたお神札は神棚にまつって半年しか有効ではないのかというとそうでもないみたいでした。
時間ではなく距離は? とたずねた結果が次の項目です。
【海外居住者の元にあるお神札】
神社からの距離は気にしなくてもいいが答えでした。距離が問題だと神宮大麻も近隣以外は意味がなくなってしまいますから、妥当な答えかと。
お神札を構成する紙や木は当然ながら三次元のものですが、その効力といったものは三次元とはいいがたいものがあるからのようです。上位次元は距離の制約がないからと言ってもいいでしょうか。
ということで、海外に住んでいてもお神札をお祀りして暮らすのは問題ないようです。榊がないのが痛いですけど、他の常緑樹で代用しても可のようです。
今はSake(酒)も海外で手に入るようですし、最低限のお祀りはできますね。日本から神棚用神具を持っていけば海外でも神棚生活は楽しめるのでよかったです😆
ただし、氏子や近くの崇敬者がお神札を祀っている場合と違って、ご眷属が暇な時にちょくちょく巡回して様子をみてくれるのはどうも難しそうです。さすがにそこは日本国内とは違いますね。
【おわりに】
海外でもお神札は大丈夫とはいえ、そうするまではいろいろな問題があります。郵送の場合等に清浄でないものと一緒に送られたり、ひどい場合は落として足で踏まれたりとかも無いとは言えないでしょう。だから、安心してお祀りするためには日本を発つ時に自分でお神札を持っておくのが一番ということになります。
私がお神札をお受けした時は袋に入ったそれを下に落ちないようにした場所に置いて帰宅し、車から降ろしてすぐに清浄な高い所に一時仮置きします。宮形に入れ替える時にそこから移します。たくさんあるので受けて入れる順番があるのですね。
ここで今までの文の全否定? に入ります😅 日本全国素晴らしい神社が無数にありますが、日々見守ってくださる産土神様、氏神様を大事にして過ごすのが一番です😉
氏神様のお神札! お神札! おしまい。