ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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磐岩神社(岡山県浅口市金光町地頭下1047)

磐岩神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

磐岩神社の神座 地頭下磐座(浅口市金光町) - YouTube

 

なにやら磐座があるとのこと。山奥の神社よりは細い道も短くて心配するほどのことはないだろうけど、駐車場はないと目にしたからずっと前から見送り続けていたのでした。ところがネットで写真を見ていると少々変化が見られたのです。確かめるために行ってみないとなと思って、いわむら神社へポンコツ発進です。

 

#初めて辿り着いた方へ

このブログでは御由緒については県神社庁等のページへリンクして済ませています。興味のある方はそちらをというスタンスです。御利益については書いていません。神々やご眷属との交流を第一にしたい思いからです。神社で気持ちがすっきりして穏やかに明るく日々過ごせるようになったらそれこそが御利益との考えです。

 

12/8写真差し替えと1枚追加しました。

 

目次

 

【御祭神】

 

 経津主神 保食神 葛城一言主神 素戔嗚命

経津主神以外の御祭神は岡山県神社誌より)

 

【磐岩神社への道】

山陽道鴨方インター出口の道路を1キロくらい南へ走ると大きな交差点があります。東西に走る県道60号を東(左折)へ300メートルくらいの所にある池を過ぎてさらに東へ進むとわずかに登坂になった所に左へ曲がれる道があるのでこれを北へ向かうと突き当りを左へ進むようになります。しばらく細い道を進んだ右側に鳥居があります。

 

この鳥居をくぐって石段右に広い未舗装の土地があります。ここにとめてお参りしてもよいと近所の方から聞きました。駐車できれば途中少しの間細い道があってもお詣りは格段に楽になります。

#駐車場になっている土地は、他の方が昔撮られた写真で見ると以前は背の高い草や細い木が生い茂っていたようでした。今は綺麗な平地になっていました。

 

【車椅子使用の方のための情報】

山陽道鴨方インター南方へ走ると岡山県道60号と交わります。東へ進むと左に高い土手のある池が見えます。この池の東側を左折して北へ200メートルほど進みます。半ばくらいに写真の消防の建物があります。

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民家の間の細い道が山際の別の池にぶつかります。

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池の土手の上の道が山へ続いています。これが自動車参道(として使われているらしい道)です。

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チェーン等は張られていませんので禁じられてはいないようですが駐車は上った端っこの方にした方がいいかもしれません。念のため、ご神職に電話で許可を求めておく方がいいかもしれません。

 

拝殿前まで車椅子で行けると思います。拝殿は一段高い基部に建てられていて、石段が数段ありますからその前でお参りの形になるでしょう。

 

 

 

【境内の様子】

磐岩神社由緒看板

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磐岩神社社頭

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石段

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拝殿

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本殿

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社殿と上の磐座へのルート?

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岩から生えた松(結構な太さです)

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祠まであと少しの所から

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磐座(祠は毘沙門様と呼ばれているみたいです)

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磐座の隙間

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磐座裏側(右の窪みが人の背丈くらいだったと思います)

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祠左にある隣の岩

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磐座右側の道

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木野山神社

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裏山からの眺め(神社近くまで海だったとは思えないです)

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【おまいりをおえて】

上の磐座へのルート案内は見当たらなかったので神様に許しをこうた後で本殿横から岩の間の泥の部分を歩いて登りました。急傾斜ですが距離は無いので体力に自信のない方でもすぐに上に行けると思います。

 

上にはいかにも磐座といった巨岩が複数並んでいました。祠に向って左側少し離れた平らな岩の下をくぐれるようになっている所がいいポイントらしい(例によってコンタクトした結果)のでそこにしゃがんで一息いれました。気のせいか体が軽くなったような気がしました(そのあたりで息の乱れが直る時間になったのかも)。

見えない存在にとっては何が大事な場所かこちらにはわかりません。疲れていても岩に腰掛けたりはしない方がいいです。

 

木野山神社前には土俵がありました。奉納相撲用でしょう。他の分社でもそうしたことが行われているところがあります。

 

鳥居をくぐってわりとすぐに変化するものを感じます。本殿横にはゆったりとした気が放射しているように感じました。

 

本殿横に立った時、赤とんぼが目の前に飛んできてとまりました。よく見ると付近に数匹いました。歓迎サインと思ってこれから目指す磐座への期待に胸高まりまくりなおっさんでした😁

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上の磐座まで上がると眺めがいいです😆 磐座がある神社というと体調に不安がある人にはお詣りが難しい山中だったり、酷道を延々走ることになってお詣りを躊躇したりすることが多いですがここは町中に近いのに磐座を体験しやすいです。古代からの祭祀の形と現代の社殿のあるお祀りの両方を同時に体験できるいい神社でした。