ご神木の記事を書くかと思っていたところ、たまたまこちらの神社のご神木が凄いと目にして次のお詣り先に決定。前回走った岡山県道47号からわずか数百メートル北にあったのでした😧 無計画参詣だとこうなります。その町内にある神社を数社お詣りと決めてから車に乗ればいいんですが……。備中備後は荒神社が多くて下手すると荒神社記事がずらっと続くのでそういうのを避けているためにこうなります。先日は稲荷が続いたのでしばらく稲荷神社もお休みです。
目次
【御祭神】
【安倉八幡神社への道】
岡山県道47号寄島漁港から少し西にある大きな三叉路を北へ向かえば数百メートルで鳥居があります。そのまま道なりに進むと境内端っこに駐車場への入り口があるのですがこれについてはおまいりをおえての項を読んでください。問題なければここにとめてお参りできます。
国道2号からの説明は大変なので省略します😅 ナビで問題なく漁港まで来れるはずなので。
【車椅子使用の方のための情報】
駐車場と境内の境に出入口があるのですが鎖がかかっていました。
駐車場はバラスがしかれているので車椅子だと少し? 苦労すると思います。駐車場出入口の注連柱を通って中に入れます。段差はほとんどありません。
社殿までは100メートルほどでしょうか。よくしまった平らな土地ですから進むのに苦労することはないはずです。
社殿を一周できます。拝殿は石段が数段ありますのでその直前でお参りになります。境内社の幾つかは石段で上がる形です。
ご神木のある鳥居から参道を進めるでしょう。緩い坂ですがかなり長いのが問題かもしれません。段差はありません。
【境内の様子】
安倉八幡神社社頭
ご神木の楠(”樹齢約600年、目通り周囲5.26メートル、根元回り7.8メートル、高さ20メートルにも及ぶ巨樹で天保年間の頃(約160年前)まではここが海岸線でした。”浅口市の神社紹介ページ文章より。浅口市/神社
楠の案内板
参道を上から
拝殿
本殿
社殿遠景
境内社群
狼様?
【おまいりをおえて】
ナビで神社に着いたぞと思ったのですが駐車場入り口の奥に有料の看板が!😮 岡山県神社庁ページには10台とあるが有料表記はない。入口から少し離れた鳥居前に行って調べ物をしたり、手前まで戻って考えたり。一般的には数百円だろうからそのくらいケチってどうすると思いながら入口付近にとめて人に訊ねるとよくは知らない雰囲気。
駐車場に入って神社と書かれたスペースに駐車。料金徴収箱は見当たらず。有料は個人や法人で場所を借りる人のことかもと思いましたが、念のためにお賽銭はいつもより多めに入れることにしました。賽銭箱にも何も注意書きはありません。駐車場の案内として上に書いていますが、お参りの前に念のために問い合わせた方がいいかもしれません。
#ご神職がどちらかにお勤め(お忙しい)かもと思うとなかなか日中にその場から電話ができないのです。
時間をロスしましたので早足で社頭へ。鳥居の斜め後ろにあるのが樹齢600年とも650年とも言われるご神木の大楠です。気も放っていて、まだまだ元気なように見えます。ここは見張り所なんでしょうね、きっと。参道に入る人から穢れを祓って神域を清浄に保つお役目なのかと。
参道はそこそこ長めでした。比較的最近の石灯籠がたくさん並んでいます。横は神社以外の建物が並んでいますからこの灯篭は重要です。
上の境内は広くて小学校の校庭くらいはあります。うっそうとした社叢に囲まれているわけではないのですが、背後の山とかつては鳥居前まで海だったことから力のある場所だったのでしょう。今はどうなのか? もちろん境内の空気は外とは違います。実は寒くて大まかにしかわからなかったのです😅
ここは境内社(石祠)がものすごく多いです。伊勢から靖国まで様々な神社がありました。特筆すべきは三峯神社です。少し横に瓦と同じ焼き物の狛狐? が置かれていました。でも何か狐らしくない(尻尾が強調されていない)のです。これは狼で三峯神社と関係があるのかも。
西日本の狼信仰は備中の木野山神社でしょう。かつては2千社とも言われた神社群です。コレラ(虎列刺)を殺すのは狼だとの信仰です。摂社の高龗闇龗の神が狼の姿と言われています。だから狼ならば他所から迎えなくてもいいはずなのです。実は祠には木野山神社もあるのです。
この木野山神社は病気平癒目的で三峯神社は他の御神徳を願って共存している可能性があります。宮司さんや総代さんからお話を聴くことができればはっきりするかもしれませんね。
神社巡りを始めて初めて目にした三峯という文字に興奮しまくりでした😤 秩父は遠い。
#もしかすると三峯神社が先でその後にコレラで木野山神社の順だったのかも。それなら不自然ではないように思えます。
安倉八幡神社は綺麗に清掃された明るい場所でした。低い山と穏やかな瀬戸の海に挟まれたいい神社でした。