ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

MENU

明見神社(広島県神石郡神石高原町大矢391)

ブログを始めたのはID取得と同時にスペースを貰えたからと以前に書きました。その頃にお詣りしたのは個人的な理由のためで、お詣り後にブログに書くためではありませんでした。この明見神社は当時お詣りした神社でその日は雨だったから写真は一切無かったこともあり、また前回神社巡りで書いた日吉神社からの帰り道でもあるので久しぶりにお詣りしました。

 

今回から広島県については神社誌に載っているものは御由緒を書くことにしました。

 

※神社名を間違えていました。誤った方の名前が普通にある神社のために全く気がつきませんでした。失礼しました。

 

目次

 

【御祭神】

天御中主神 宇気持神 火具土神 

大山祇神 宇賀魂神 大年神 大地主神 高龗神

広島県神社誌より)

【御由緒】

広島県神社誌によると奥州より奉遷とのことです。慶安(一六四八-一六五二)の頃社殿大破し、明暦二年(一六五六)再興。明治四十一年に、下記の神社を合祀したそうです。

 

荒神社、祝神社、山神社、稲荷神社、大年神社、春日神社、高龗社、大山祇神社

地神社

 

【大矢山明見神社への道】

国道182号と県道259号との交差点から182号を北へ3キロ少々進んだら登り坂の途中に左へ下りていく道があります。

1.5車線幅の道で路面自体は悪くないです。大型車さえ来なければ楽な道だと思います。道なりに2キロはないくらいの所(左側)に明見神社はあります。

北からだと登坂を終えて下りになってから1キロくらいで右へ曲がります。道の数は少ないので各社ナビ頼りで充分行ける気がします。

 

神社前は広くなっていて複数台とめられるスペースがあります。お祭りなどで人が集まっている時でなければ駐車の心配はいらないと思います。

【車椅子使用の方のための情報】

車道から鳥居へはやや下っているので車椅子を降ろす時ちょっと気をつけないといけないかもしれません。鳥居の先は登り坂です。押せないほどの坂ではないと思いますが、杉の枯れ枝が(たぶん)落ちているので足を滑らせないよう気をつけてください。

 

入り口に近い境内社群の前にも行けるように思ったのですが、写真がなくてあいまいな記憶では確実とは言えません。下に降りてしまうと拝殿には階段を上がらねばなりません。境内社群の下から拝殿前へ進めます。鈴緒はギリギリ手が届くかどうかといった感じです。介助者がいればお参りは難しくない神社だと思います🙂

 

【境内の様子】

大矢山明見神社社頭

明見神社全景

拝殿

本殿

向かって右側にある境内社群(左にも境内社はあります)

備前焼の今にもとびかかりそうな狛犬は珍しいです😮 尻尾は大きな穴になっていて中は空っぽです。

追記

吉備国で茶色の狛犬を見ると即備前焼狛犬と思ってしまいますが、もしかするとそれっぽく作った焼き物かもしれません😅 目を近づけて見たのではないので。

 

【おまいりをおえて】

杉の木が囲んでいて時間帯によっては(外から見る限り)あまり明るい雰囲気ではないかも。参道を歩くと雨や夕方でないかぎりその印象も変わるでしょう。猪除けなのか鳥居の向こうには鉄柵があって外すものをとらないと開かないようになっています。帰る時にはきちんと元に戻しましょう。

 

民家からも離れていて聴こえるのは横の溝を流れる水音だけです。静かに神様に向き合える神社です。

 

本殿からは長い周期でゆるく気がふいてきて次第に体に気が満ちてくるのを感じました。いつも書いていますが、あくまでもその日のお参りでの個人の主観です😅

 

杉の社叢のために風が吹いた後の境内は枝が積もっていました。見て見ぬふりもできず、熊手があるので本殿周囲だけ所定の位置に集めておこうと思ったらなぜかやりすぎ。力を入れ過ぎて熊手の柄がばっきり😱 帰りに集落を三周して地元の方の軽トラが畑にとまっているのを発見。事情を話してお詫びしました。が、持ち合わせの関係でこの日は小銭を置くしかできず。次回この辺りを走る時は寄ってお賽銭を多めにしますので氏子の皆さまお許しをm(__)m

 

こうした場合、神様ご眷属様は凹んでいる者を叱りません。人に対してお詫びすればそれでよいと。ここで黙って去ればどうなるかは読まれた方にもわかると思います。ご眷属様から見えないゲンコツくらいはもらうかも……。

 

珍しい狛ちゃんがいて落ち着いてお参りできるいい神社でした。