妹の指示だし日帰り可能な神社なのでお詣りしないといけないが……どこにあるのかわかりにくくて迷いました。石上布都魂神社でいい気分になってなければ諦めて次へ向かったかも。神社への道も山沿いの集落にあるから説明しにくいです。こちらの”かもとこなめじんじゃ”はお詣りする人が少ないのか参詣日記がほぼヒットしません。できるだけ迷わず行けるように書いてみます。
目次
【御祭神】
別雷神(岡山県神社誌記載)
軻遇突智命 埴山姫命 罔象女 雅彦霊命 彦火火出見尊 葺不合尊
下の御祭神についてはリンク先の御由緒を読むとわかります。
【御由緒】
【鴨常普神社への道】
石上布都魂神社からだと前の県道468号を北へ向かいます。1.2キロくらいの所で左折するようにナビで指示されましたが、ここを進むと細い道を走らされて神社前に行けませんでした🙅♂️ 正確には遠回りで不安になって指示を信じて進めない……でしょうか。
曲がらずにもう500メートルくらい進むと緩い登坂の途中に交差点のようにほぼ同じ所で左右に道がある場所があるので、ここで左折します。道なりに500メートルくらい進んだ先にT字路があります(平屋の集会所があるのでわかりやすいと思います)。
ここも左折して道なりにまた500メートルほどで神社前に着きます。神社は坂を少し下って民家を過ぎた右側にあります。これは下った所から撮ったものです。
#道幅は車一台半程度です。路肩まで使えば軽自動車同士は普通にすれ違いは可能だと思います。ミニバン同士だと少し路肩が広い所でないと難しい所があるかもしれません。
国道484号からだと県道468号との大きな交差点の西200メートルほどの所に路側帯が車線くらい広くなってゴミ集積所があります。そのすぐ近くに分かれ道があってこんな案内標識があるので484号から分かれてこちらの道を進みます。
拡大
800メートルほどで集会所前まで来ます。あとはそのまま前を進んで行けば約500メートルで社頭です。
#民家のそばを走る最初の数百メートルは道の左右に少し寄せられるので軽自動車同士は大丈夫っぽいです。民家を過ぎて道が下りになってからは車を寄せるのが困難です。ここで対向車が来なければ問題はないと思いました。
住民の生活道路でしょうから対向車の心配はそんなにしなくてもいいでしょう。この神社へはナビを無視して上記二つのルートをおススメします。特に石上布都魂神社からは手前の道へ進んではダメです。また、484号のかなり西から分かれて向かう道は車一台分やっとで、1キロ以上退避するスペースがろくにないルートです。ストリートビューを見てもらえれば、私が書いたルートが楽なのがわかるはずです。
【車椅子使用の方のための情報】
山の斜面を削って作られた神社で自動車参道はありません。ですが、なんと泥の道は下の舗装路から社殿まで続いています。
かたくしまった平らな道ではないでこぼこ道ですし、随身門の向こうからはそこそこ急な坂ですが、二人で押せば登れないことはないように感じました。足に力があるごつい男性なら一人でも上がれるかもしれませんが落ち葉や石ころの道なので足を滑らせるおそれもあります。
複数人の場合は比較的安全かもということです。
あくまでも道があるというだけです。楽に安全にお詣り可能とは正直言い難いです。事故を考えると今回はおすすめはしません。関係者にご迷惑をおかけしてはいけませんから。
お詣りから時間が経ち、メモっていない細かい点は忘れてしまいました。上の写真の社務所? と境内社の間は車椅子が通れる幅はあったと思いましたが今となってははっきりしませんm(__)m
【境内の様子】
鴨常普神社社頭
随身門
石段参道下から
上から
拝殿
本殿
社殿全景
境内社向かって左側
境内社向かって右側
岡山県神社誌によると境内社は荒神社、稲荷神社、七社神社です。
【おまいりをおえて】
石上布都魂神社のようにわかりやすい大地のポイント(竜穴等のこと)と異なり、こうした小さな村の鎮守の社の重要性を理解している人は少ないです。私も自身ではぱっと見てわかりません(相当時間をかければわかりますが大変なのです)。
この神社に来たら何かすごいパワーを貰えるとかそうしたことはないかもしれません。田舎はどこも過疎化で氏子が減り、大事に思う人の心(の質と量)がどうしてもかつてのようにはいかなくなると、様々な影響がじわじわと神域を浸食するかのように出てきてしまうのです。
この神社が寂れているとか信仰する人がいないと言っているのではありません。ただ、目に見えないムスビの力を維持するには崇敬者が必要不可欠なのです。氏子の力にプラスされますから。
村の守り神とそのご眷属、参詣者が良き心の状態で向き合えば、何かが生まれて動き出すのがこちらのような神社です。お詣りは参詣者の心次第で良くも悪くもなります。3次元限定の都市の良さとは異なるものがあるのが田舎です。その意味をしっかり分かったうえで喜びを神域(とそこにおられる存在)に届けてほしいと願っています。
御朱印があるようには見えません。ですが、参詣の証は紙ではなく己自身に刻まれていくものです。目に見えない御朱印を神様やご眷属様からいただくことを考えてもいい時期に来ている……というか、もうそうしないといけないのでしょう。
#私も萌え御朱印帳持っているので😅、御朱印(の筆使いや絵)を家で眺めることを否定しているのではありません。
境内はとても穏やかな気に満ちていました。本殿そばでは非常に長い周期で噴出してくる気をかんじました。
#いつものようにその日の個人的な感覚です。他の方は全く違うかもしれません。
山の斜面を上手く使って実際の大きさよりも上下左右に広がりを感じさせる造りになっています。神社名の最初の鴨はこの辺りの神社に多いようです。
鴨常普神社は今はおそらく減ってしまっただろう氏子の方々にしっかり守られているいい神社でした。