ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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鬼神神社(島根県仁多郡奥出雲町大呂2058-2)

グーグルマップで神社を探していて名前を見る。前記事の稲田神社から近いこともあってお詣りコースに。行ってみたらよいタイミングでした。

 

目次

 

【御祭神】

素盞鳴命 五十猛命 他数柱の神々

【御由緒】

 

上の写真は社頭にある案内板です。鬼神神社そのものの御由緒は拝殿壁に掲げられているのですが写真に撮っても読みにくいと思ったのでありません😅

【鬼神神社への道】

前記事の稲田神社からは北西に2キロほど離れています。国道314号から斐伊川北にある島根県道258号を東へ走ります。258号は分かれてからしばらくは民家の間の細い道ですがやがて広く走りやすい道になります。

 

国道314号を北から来た場合は自然に分岐していく形で県道258号を走るのがいいかもしれません。南からだと手前で県道15号に入り、すぐに県道107号(左折)を川を越えて突き当りを右へ(ここまで15号から300メートル少々かと)。約3キロで右折して県道108号へ。この交差点からは1キロで神社社頭です。道沿いですので108号まで来れば大丈夫でしょう。

前記事稲田神社からだと県道15号を少し西(200メートルほど)へ戻って県道107号から県道258号、次に県道108号へがわかりやすいように思います。私はこのルートでした。この神社には参詣者用駐車場がないようです(駐車場看板は見当たらず)。

 

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

参詣者駐車場がないのと自動車参道もないことから社殿前に行ってのお詣りはさすがに無理だと思います。

 

 

【境内の様子】

鬼神神社社頭

社号標

一段奥から始まる石段参道

石段参道

拝殿正面

葺き替え中の本殿

向って左側

由緒看板は拝殿の壁(写真右下部分)に

拝殿横から前方を

素戔嗚尊の船が岩となったという岩船(大明神)

本殿横から五十猛命御陵地へ

山道(上の写真の続きの道のはずですが不確かです)

道が折れた先にある鳥居

鳥居を振り返る

五十猛尊御陵地1

同2

狛犬(一の鳥居裏)

狛犬(手水鉢横)

狛犬(二の鳥居前)

 

【おまいりをおえて】

道沿いの一の鳥居周辺の雰囲気はその先にある二の鳥居前で変化します。そこから先、境内はなめらかな空気に覆われていました😌

 

石段を上がって初めて本殿屋根の葺き替え工事中なのを知りました。写真のように、綺麗な銅板葺きへの工事はほぼ終わっているようでした。他の方が撮られた以前の写真を見ると銅板でも瓦でもなかったのですね。味わいがあるのでそちらも一度見てみたかったです。今だとまだ綺麗な銅の屋根を見られるかも(短期間で輝きがなくなるので)。

 

多くの神社にお詣りして嬉しいのは工事中の場合はその様子、終わったばかりだと新しいものを見られることです。私は年に一回か二回そうしたことがあります。ネットで情報収集に励めばもう少し多く見られるでしょう🙂

 

五十猛命御陵地へは距離も短くでこぼこ道ではないので、運動不足な私でもなんとか登れました。登りはそうでもないのですけど下りは滑りやすかったので注意してください。御陵地は一目でそうだとわかることはない気がします。

 

御陵地は静寂の中にあって、しーんとして何も動きが無いようでいて、緩やかに動くものをなんとなく感じました(が私にはそれ以上はわからず)。

 

磐座は小さなものですが、地中に残りの部分が埋まっているそうです。近づくと磐座だけに強い気の放射が感じられます。

#上の方で書いたことは全てその日の個人が感じたにすぎないことです。他の方とは違うかもしれません。

 

式内社の論社としての名前から鬼神神社となって今に至るまで複雑な話があるようです。これは現地の伝承や風土と共に生きる方達の感覚がないと理解しにくいような気がしました。ですので、御由緒の所は岩船大明神がわかりやすいこともあって、こちらの板にしてありますm(__)m

 

鬼神神社は記紀神話ではわからないものを補ってくれる綺麗ないい神社でした。