血から生まれた神々の一覧があります。
一昨年、宇和島の大雷神社に行った時は闇御津羽神にご挨拶することが目的で頭の中はそれで一杯でした。だから他の御祭神についてはほとんど何も考えていなかったのです。時間が経つにつれて、他の御祭神(となっていた神々)にちゃんとお詣りしたいと思うようになっていきました。が、大雷神社は遠いし、御祭神は迦具土神が切り殺された時に血から生まれた神々です。古事記では名前だけの登場のためか、御祭神としては決してメジャーとはいえない神々です。
今回もろに神名がついた神社が数か所見つかったのでそのうち一社へお詣りしました。
目次
【御祭神】
磐裂神 根裂神 経津主神
(日本書紀の記述からのようです)
【磐裂神社への道】
国道486号を井原線小田駅横の小田東町交差点で曲がり県道48号を北上します。一度坂を上がって下りきった所で右に曲がり、そのまま道なりに山道を3キロくらい上がっていきます。県道408号が右から合流したら1キロほどで成羽、下田と書かれた青の案内標識があるのでそこを曲がります。Uターンするような道が山の中へ向かって延びています。東からだと矢掛町商店街西外れから県道408号を進むと途中で県道48号につながるので右折すればそこからは1キロ少々で神社へ向かう道への分岐に至ります。県道48号は片側一車線の広い道で不安なく走れるでしょう。
県道48号からはすれ違いが難しい道を150メートルくらいで磐裂神社社頭に到着です。車はそこからちょっと進んだ所に左に曲がる細い道(自動車参道)があります。これは通り過ぎた所からふりかえった写真です。
神社そばに駐車場らしき場所がありました。
この奥まで進むと境内に入れるようになっていました。
【車椅子使用の方のための情報】
自動車参道途中の駐車場からは緩い坂になっています。そうきつくはないので上り下りとも押してもらえば大丈夫なように思えましたが私の判断では正確ではないでしょうから上の写真を参考にしてください。車椅子使用の方はそのまま境内まで入らせてもらうのが一番楽でしょうからご神職に連絡してとめさせてもらうのがいいと思います。
【境内の様子】
磐裂神社由緒看板
磐裂神社社頭
磐裂神社鳥居
磐裂神社拝殿
磐裂神社本殿
社殿前から入口を
境内社(名前はわかりません)
【おまいりをおえて】
本殿以外の人間が利用する建物については新しく建て直されて現代的なものになっています。由緒看板は令和のものです。直すところは直して大事に維持されているように感じました。
日頃から掃除がされているようでゴミは一か所に集めるようになっていました。落ち葉も少な目でした。
社頭注連柱を通ってすぐにはよく感じられなかった気はさすがに鳥居の向こうではすっと変化します。非常に柔らかな気で鋭い感じはなかったです(その日の個人の主観です)。
本殿横で感じた気は絶え間なく打ち寄せてくるように思いました。これを書いているのは木曜のことを思い出して書いているので別の神社で感じたことと間違えている可能性があります😅
とても静かで落ち着ける神社です。写真から澄んだ感じが伝わればよいのですが……。この神社はご眷属の数は多いと聞きました。そのためなのか気持ちよく境内で過ごせます。私個人にとっては大雷神社でご挨拶できなかった神々にお参りできたのでよけいに気分がよくなったと思います😆
直前まで道の心配をすることがなく安心してじっくりお参りできるいい神社でした。