出雲国だけでなく我が国全体でも指折りの重要な神社だから、出雲国で泊まったら翌朝に行かない方がアレですよね。ホテルの朝食が始まってすぐ済ませて向かいました。
目次
【御祭神】
【御由緒】
上のリンク先は出雲大社公式サイト内のご由緒に関するページです。
見落としたのかもしれませんが、出雲大社の由緒看板がなく写真はありません。御由緒だけで相当な文章量になるでしょうからここには書けません。
【出雲大社への道】
国道431号沿いにあって西の海にも近いので、ルートはほぼ決まっていると思います😄
西からだと海岸に沿って北上して稲佐の浜の所で右折して向かうだけなので、ルートと言えるほどのものではないでしょう。ナビが間違う恐れはないと思います。
#右折する道が国道431号で直進したら島根県道29号になり、8キロほど先は日御碕神社です🙂
私は東にあるホテルに泊まったので適当にナビに案内されて国道431号に進みました。そこからは西へ走れば有名な鳥居前に来ます。

下の駐車場(かめやま広場)はその150メートルほど手前(右側に入った所)にありますが鳥居前を過ぎてそのまま西へ向かうと稲佐の浜に着くのです。

稲佐の浜(島のそばの砂を持って出雲大社に行く人は最初にこちらにやって来るようですね。)で海の力で心を洗ったら出雲大社まで戻って駐車しましょう。
稲佐の浜駐車場

海から見ると

駐車場は出雲大社周辺に無料のものがたくさんあります。上で書いているのもそのひとつです。こちらは出雲大社の鳥居として多くの方が思い浮かべる所(勢溜)からお詣りを始めたい人向けなのでしょう。通り過ぎて境内の西側にある大駐車場の方が神楽殿から社殿へ向かうのには便利だと思います。
白い一の鳥居は神前通りを少し南へ下った所にありますが今回は通っていません😫

駐車場についてはご自身が好きな場所を(参詣やその後の食事等を考慮して)決めればよいかと。全部書くとそれだけで一記事分になりますしね😅
【👩🦽車椅子使用の方のための情報】
出雲大社東側のかめやま広場まで行かないその手前(431号から曲がってすぐの所)におもいやり駐車場というものがあって障碍者用を兼ねているそうです。ここからそのまま境内へ進めるとのことで、空いていたらこちらがよいのではと思います🙂

境内から(ここが上の駐車場へ繋がっているみたいですがそこまで歩いていません)

境内には各所にこうしたスロープが設けられていました🙂 これは銅鳥居(三の鳥居)の手前です。

出雲市駅構内マップ|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】
上のリンク先で観光のためのマップが公開されています。その中に大社中学校の生徒さんが作ったものをリメイクしたバリアフリーマップがあります😃 これとネットで見られる写真を合わせれば参詣シミュレーションは万全かと。本当にありがたいですね😌🙏
【境内の様子】
出雲大社社頭(勢溜の大鳥居と社号標)

下り参道

祓橋

松の参道と三の鳥居

銅鳥居(四の鳥居)

拝殿

八足門

八足門から向かって左の御守所

本殿を向かって左側から(筑紫社と奥の本殿)

御神座正面にある案内板

本殿裏へ

本殿後ろ

本殿向かって右斜め後ろ(天前社と御向社、奥の本殿)

本殿斜め前から

天前社由緒看板

御向社由緒看板

素鵞社正面(御砂の交換のためか人が多い境内社です)

素鵞社(前のは賽銭箱で御砂の箱は左右縁束の内側にあります)

素鵞社裏

素鵞社由緒看板

境内社(西十九社)

境内社(氏社北と南)

南の由緒看板

北の由緒看板

本殿向かって右側を本殿横から見たもの

境内社(釜社)

釜社由緒看板

境内社(東十九社)


境内社(勢溜から参道を歩いてしばらくの所にある祓社)

祓社由緒看板

彰古館

文庫

文庫説明板

会所

会所説明板

参道脇の有名な像のある場

ムスビの御神像

背後から

うさぎの像(本殿裏のもので他に境内各所にたくさんあります)

神馬神牛像

神馬像

神牛像

溝

#参詣者が多いのでどうしても大勢の方が写ってしまうところは撮っていません。
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弁天島と沖御前神社(GWだったので60年ぶりの遷宮前でした)

横から

説明板

「御砂」を持ち帰ることができる御社はどこですか? | よくある質問 | 出雲大社
細かい注意点もあって多くのサイトで説明されています。
私はレインブーツに履き替えていたので、靴が濡れるのを気にせず波打ち際にいることができました。
【おまいりをおえて】
稲佐の浜から出雲大社に着いたのは午前8時ごろでした。それでも拝殿や八足門前にはそれなりに多くの方が😮 独りの参詣に慣れてしまっていると周りの人の目が気になってお詣りルートを間違える痛恨のミス😫 いつもは時計回りにお詣りしているのですが、出雲大社は反時計回りなのです。皆さんは落ち着いてお詣りしてください。出雲大社といえばここだというくらい有名な神楽殿と大注連縄の写真が無いくらいですから😅
出雲大社境内は勢溜から社殿までの参道が長く気の感じも一様ではないので、他の神社のようにメモを取ることが難しいです。
本殿横では急激に澄んで冷たいくらいの気がありました。裏ではそれにさらに柔らかさがプラスされたように思いました😌
#広大な境内の気に参道を歩く毎に慣れてしまい、本殿くらいでないと差に気がつかなかったのかもしれません。これは個人のその日の感想にすぎません。境内を隅々まで歩いて確かめてみてください。
素鵞社は多くの方が順番を待ちながらお詣りをされていました。稲佐の浜の砂と社の御砂を交換する方が私の予想以上に多くて、砂はすぐに入れ替わっていました😅 短時間でも御神気はこもるのでしょうか? 少しでも長く箱に会った御砂がよければ、平日に出雲大社に来るのがよさそうに思いました。
素鵞社社殿裏には禁足地である八雲山の岩が露出しています。独特の圧があったように思うのですが、メモに書かれていないので今はもうわかりません。自然のものに神が宿ることが自身の感覚として理解できるかもしれないです🙂
稲佐の浜で朝の海の息遣い(波のリズムでいいです)と己の呼吸を合わせていくと器(身体)に力が満ちてくるのを感じます。そして、出雲大社でこの国の民として生きていることに感謝。日御碕神社でそれをさらに拡大。日本に生まれた喜びにたっぷりひたって出雲市を後にできて本当にいい旅でした😊
出雲市街から少し離れると田んぼが広がり、視界を遮る高いビルも無いと、出雲平野の広がりを感じられます。正に豊葦原瑞穂国です。
非常に古くからの神社が多く残っているだけでなく、山と川と田んぼを含めて全てが出雲国を形作っているので、どこにいてもその内に抱かれている喜びは己の内にあり続けます😊
出雲大社は巨大ゆえに他と違う感を強く受けがちでしょう。ですが、田舎の集落の産土様とも共通する土地と神と人のムスビは変わりません。それを根幹として成るのが日本なので😌🌾
こうした感覚は出雲の他の神社だけを巡ってもたぶん生じると思いますけど、やはり出雲大社の記憶があるのとないのとでは違うはずです。
新幹線が通らないために、高速を長時間走るのが辛いほど遠くの地方の方は飛行機を利用しないといけない山陰は、中国地方以外の方には縁遠い地かもしれませんね。ですが一度は自らの器と中身を置くべき土地(と神社)だと思います。
出雲大社は、ここに来れば神の分御魂である己に何かが直接響くだろうとの想いを強くした綺麗なのも当然ないい神社でした。