出雲平野の東半分を東西(方向)に宍道湖へ流れていくのが斐伊川です。出雲平野の中央では斐伊川は南から北へ流れています。南の山で向きが変わっています。この山の麓にあるのが久武(くむ)神社です。
目次
【御祭神】
【御由緒】
上のリンクは島根県神社庁の久武神社のページで御由緒以外の主な情報もまとまっています。
下のは境内の由緒看板です。

左下の境内図を拡大

久武神社本殿への石段横にある看板の文章だけ拡大

【久武神社への道】
国道431号本田橋交差点を南へ向かって斐伊川を越えて200メートルくらい先の信号のある交差点を右折したら、あとは道なりに約6.5キロで島根県道197号は山に突き当たる形でT字路になります。ここを右折して800メートルほど先に左側が広くなっている所があって、そこが終わると左への道があります。ここからはセンターラインの無い生活道路です。道幅は狭いのですが神社までは300メートルくらいなので対向車が来ることはあまりないのではないかと思います。
もう少しだけ短い距離だと、左へ進まずにそのままちょうど300メートル先の交差点を左折します。ここも狭いですが、約100メートル先の神社前辺りまで見通せるのでまだ安心できるかもしれません。
島根県道197号から少し南側にあるので、各社ナビがとんでもないルートを案内することはないと思います。もしそうでなくても197号からすぐと覚えていれば問題ないはず。直前まで片側一車線の道だから車でのお詣りは楽だと思います。
国道9号で来られる方(お詣りの都合上国道431号中心に書きましたけど、一番多いのは国道9号利用の方かも)は富村交差点から県道197号(南)へ曲がってちょうど2キロでT字路です。
ストリートビューで神社正面の舗装された土地を見て気になっていた方がおられるかも。近所の方に会えたので聞いてみるとここが駐車場とのことでした😆 安心してお詣りできますね。

とめ方にもよりますが、たぶん5~6台は楽に駐車できそうな感じでした。
【👨🦽車椅子使用の方のための情報】
写真がありませんが、お隣のお寺との間にコンクリ舗装路があって、ネットで見た写真だとこれは自動車参道で神楽殿裏から境内へ入れるみたいです🙂 ここから入れるなら拝殿前には行けますし、八幡宮やお稲荷様のある段の下にも行けるでしょう。本殿付近の空気は感じていただけないかもしれませんが、昨年新しくなった社殿を見てお詣りできるのはありがたいですね😃
市街地から離れていますし、宇美神社のように縁切りで神社好きに名を知られつつあるのではないようですから、普段は駐車場は空いていると思います。ドアを開けるスペースは充分にとれて、車椅子で乗り降りできるでしょう。
今回の記事から地図は二枚にします。大雑把にその町のどの辺りにあるのかわかる地図と神社付近のもので、いちいち拡大しなくてもわかりやすくなると思います。
【境内の様子
久武神社前

久武神社社頭

二の鳥居前から見る境内

拝殿

拝殿斜めから(奥は神楽殿)

拝殿横

本殿正面

本殿斜め

本殿横

本殿遠景

拝殿と本殿間の石段参道

石段上から拝殿を

出西八幡宮

横から

境内社(稲荷社と若宮社)

稲荷社正面

境内社(三保社)

境内社(社日社)

境内社(塚神祠を新しくしたものでしょうか?)

塞神祠と木俣神祠

塚神祠

狛犬(石段上)

狛犬(二の鳥居前)

【おまいりをおえて】
私はお詣りするのに、妹に指示された神社に自分の好み(ルート上にある中で)を加えて巡っています。出雲国は書いていない神社がまだまだあって、全部で十数社はお詣りをおえたでしょうか。久武神社は妹リストにあるのでここを外すわけにはいきません😤
妹リストと呼んでいるものの例として伯耆国部分を貼ります。三つですね。☑☑はお詣り済みの印です。

下のは出雲国部分の出雲市の神社(出雲国全体は貼れない理由があって一部です)
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出雲大社も日御碕神社もありません。神話の出雲国全体でたったの五社なのです。妹はこの世の人間がするような社殿の壮麗さや御朱印やお守り等授与品とは別の基準で選んでいるようです。どんな意味があるのか詳しくわからないので、大事なことがあるのだろうなとしか言えません。自分の考えはこの世で学ぶ上でおろそかにしてはいけませんが、受け入れねば増えていかないものもあるので、ここでも素直さは分岐点になっています。
#リストに入れなくても出雲国に行って出雲大社や日御碕神社にお詣りしないわけないだろうと思っていたのかも?😅
宇美神社もそうでしたが、お詣りそのものは丁寧に行いました。特に久武神社はほぼ同時に来られた私よりずっと若い男性が非常に丁寧(熱心)にお詣りされているのを見て影響されましたので。境内社ひとつひとつに時間をかける姿は見ているこちらも気持ちがよくなりますね😌
久武神社は八岐大蛇退治の話に関係のある神社だそうです。御由緒を知っておくと気持ちが違ってくるはずですけど、そうでなくても山の急斜面を利用してかつての出雲大社のように高い社に長い階段を上がっていくような体験ができるのは素晴らしかったです😊
改修されて令和6年に御遷宮が行われた社殿はまだ綺麗な木の色をしていました😃 祠も新しいし、神社のこれからのためによくこれだけ大変なことをと心の中で手を合わせました😌🙏
#令和と書くつもりで手は平成とタイプしていました。書き直しました😣
久武神社境内はまろやかな気で、その中にかすかに華やかさが混じっているような気がしました。橋を渡って社号標に挟まれ、さらに左右にある木の次に一の鳥居と、歩くだけで何かが祓われていくのかもしれません。
本殿のそばに立っていると、小ぶりな社殿から威圧感というのか存在感というのか、そうした力を常に感じました。
八幡宮本殿辺りには涼しい気があるように思いました。
#上で書いていることは個人の感覚で根拠はありませんm(__)m 境内は変化のある場なのだなくらいに思ってください。
久武神社は多くの方の力で境内整備された、出雲神話の始まりに触れることができる綺麗ないい神社でした。