昨日の記事で大失敗のお詣りのことを書きました。というか書いているうちにそうなりました。
実は途中から何か妙だなと思うことがありましたがまあそんな日もあるわなと流していました。写真を撮るのに忙しいので。でもそういったうまく言葉にできない感覚は大事にした方がいいなと思いました。
私は境内に入る時(鳥居をくぐる時、石段を上がる時等)には、こんにちは! とかお邪魔します! と挨拶しながら歩きます。今回は拝殿前(実際には幣殿だったようですが)で二拝して大祓詞を奏上し始めると急に風が横からふいてきました。涼しいなあと思いながらありがとうございますと口にしたら、さらに風が強まりました。おかげで暑い日でしたがにじむ汗もとまって実に快適でした。
大祓詞も終わって御祭神様に話しかけていろいろと伺っていました。が、いつも神社で伺うようにはいかないのです。何かちぐはぐな感じでしたが伺うことを伺って写真を撮り始めたのでそれ以上考えることはしませんでした。
写真を撮っている間にまた違和感を覚えましたが何せ急いでいましたから原因を探ることはなかったです。
撮影もすんで、ではこれで帰りますと挨拶をして車に乗り込みましたがいたって普通でした。
だいたい社殿前で帰ることを告げた時か鳥居をくぐる前後に何かわかりやすいサインを目にするのです。春から秋には蝶やトンボ、蜂が飛んでくることが多いです。目の前に物が落ちてきたりもします。
それがなかったです。昨日は風で歓迎してもらえたのだからそれ以上はなくても当然かもと思ったのです。
長々と書いて何が言いたいのかと思われたことでしょう。
最初神社に来てお酒を供えて挨拶したのでよく来たなと風で迎えた。すると別人の名前をあげて(間違えて)あれこれ聞いてくるので、別人だぞと言いたかったが声が聴こえる人間ではないからサインはぴたりとやめてみた。違和感を覚えているようだからそのうちに気がつくだろう……おそらく御祭神様はそう言いたかったのではないかと思うのです。
失礼どころの話ではないですもんね、今回のお詣りは。
神社で一般人が感じる微妙なものはその人にとっては正しく、大事にしなければならないものだと思うという話でした。