ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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神仏習合の稲荷🦊

神仏習合は明治政府の神仏分離政策によって一般的な信仰形態ではなくなりました。田舎では神社境内の一角に石仏が並んでいたり、仏像が納められたお堂を見ることがたまにあります。他には天部の方々を祀る祠を目にすることもあります。これが江戸時代の名残なのか、近年他の場所から諸事情で移されたものなのかは、他所からお詣りする者にはよくわかりません。わかるのは神仏どちらもご先祖様には大事なものだったことだけです。

そんな令和の世に、神仏習合御流神道を今に伝えている宗教施設が兵庫県加東市にあります。

神谷稲荷明神社(こうだにいなりみょうじんしゃ)です。神仏習合について書かれたパンフを読むと、素人にもどういったものなのか概略はわかります。分離の姿しか知らない一般人にはすぐには理解できそうにない習合の姿の一端に触れたような気になれます。

#パンフは授与品をお受けすると同封されています。これが他の神社からの授与品にはないよい香りがします😃

#御流神道と神谷稲荷明神社はそれぞれWikipediaとホトカミのページへのリンク

神谷山持明院/神谷稲荷明神社【公式】 (@jimyoinkodani) / Twitter

 

私には神仏習合について語れる知識はないので、今回は神使(ご眷属)についての記事になります。

 

神戸新聞の記事が読めますのでとりあげられた2回を読んでもらえるとよくわかります。

www.kobe-np.co.jp

www.kobe-np.co.jp

咲希🦊神谷稲荷明神社𓃦⛩𓆙 (@kodaniinari) / Twitter

瑞茅🐍神谷稲荷明神社 (@kodaniinari2) / Twitter

神仏習合の祀る場に興味を持ってもらうためということでは大成功だと思います。もしも女神だとこうなってはいないでしょう。さすがに女神様に友達感覚で話しかけるのはキャラだとしても気がひけるはずです。その点、神使(ご眷属)なら神様ほどは人間から離れていないから、畏れ多い気持ちも少ないでしょうし、この狐と巳の二人は役割と性格もそれぞれ個性があってキャラもたっているのでフォロワーさんは楽しく会話されています。

 

ARで神使二人が現れるのは(肉眼で見えない霊的存在を見るには神通力が不可欠なところ)科学的な神通力? で存在を確認できることで、疑似的ではありますが見えない存在が見える人の暮らしを体験できて面白いなと思います😁 

 

私は前から、ご眷属様のことを忘れないようにしてくださいとお願いしてきました。それは、神と人という関わりだけがあるのではなく、八百万と言われるように無数の神的存在から様々な次元の存在がいてこの世(次元)では我々がいる、そう知ることでその広い世界の中の自分を意識してほしいからです。自分だけでは自己を見るのが少し難しいだろうと感じます。

 

ご眷属という存在を身近なものにしてくれる神谷稲荷明神社はとてもありがたいものです。いつかお詣りしたいとの想いが強くなりました😤

#でも、おっさんがキャラ御朱印帳でお詣りはあかんでしょうな、ははは😅 地獄絵図じゃ。

追記

神使(ご眷属様)を大切にと書いたり、神仏習合について勉強しようと思っていても、おっさんがこれでは説得力がいまひとつ皆無かな😅