ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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賃貸住宅に神棚設置を考える(修正済み)

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お詫び

受けたお神札を粗末にしてはいけないということで書いたのですが、棚がなんとかなるなら小さくてもいいから宮形を置いた方がいいので少し記事を修正しました。もしも読んですぐにネットでお札立てを買った方がおられたら申し訳ありません。もちろんお札を大事に置くだけならそれで大丈夫です。ミニ神社として機能してほしいなら宮形が都合がいいということですので。よく見るのは袖付大神宮という物ですが、神社によってはお神札を受けると細長い箱のような宮形をいただける(安価な授与品)ことがあります。こちらが一番コンパクトだろうと思います。

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我家は築うん十年(価値無し)なので、神棚を据えるのに何も気にせず釘をバンバン打ち込んで好きにできます。やりたい放題です。でも賃貸住宅や建てたばかりの自宅ではどうしましょうというのが今日の記事です。

 

☆神棚板設置場所の検討☆

賃貸で釘やネジを使えず、強力な両面テープも使えないとなるとタンス(本棚)や冷蔵庫上などの場所しか利用できないでしょう。

タンスはまだいいのですが冷蔵庫はちと問題が……と言うのも台所は油煙で汚れるのです。換気扇では全て外へとはいきませんよね。

   我家の数十年物の(竈の神様のための)神棚板は自治体でもらえる次亜塩素酸水を使って繰り返し拭いて、ようやく木のさらさらした手触りと自然な色合いに戻りました。油で汚れるのはお神札受けた人なら気になるはずです。

ですので、できれば台所以外に置いてほしいところ。でも適当なタンスや本棚が無いとどうすればよいのか? 最後の手段として窓を利用します。

  窓にはカーテンがありますよね。カーテンレールにかぶせるカーテンボックスを使うのです。市販品もいろいろと売られています。でも大きさ、色等が神棚向きでないのでそのまま使用はあまりよくないと思います。

とにかく無理を承知でそれでも自宅で神様に向いてお話がしたい、ご神気に触れていたいという人のための記事です。

 

☆神棚板の製作☆

そこで板と金具で棚を作るのですが、非常に分かりやすく解説されているサイトがありましたので紹介します。私がマウスでお絵描きするよりはるかに参考になるので😅  ありがとうございます。

賃貸でも取り付け簡単♪カーテンボックスDIY by cenchanさん | RoomClip mag | 暮らしとインテリアのwebマガジン

 

神棚板ですが無理に桧でなくても構わないそうです。ホームセンターの木材売り場で桐板だと300x200x15で300円くらいから、460x300x15だと500円もあれば買えると思います。のこぎりも要らないのでこれがいいでしょう。私の稲荷の神棚板もこれです。買ってきたら新品のお塩で清めてください。上記のサイト記事を参考にして取り付けてください😄

 

前面の板は無理に付けなくていいです。カーテン上部が丸見えなのが気になるなら適当な板を付けてもいいでしょうね。

☆神棚板に載せるもの(お神札や神具)☆

お神札をただ置いただけだと簡単に倒れてしまいますからお札立てを買いましょう。前に鳥居が付いていて後ろの支えにお神札を立てかけるタイプです。ホームセンターの神具コーナーの他に大きな神社社務所でお神札を受けた人のためにおいてあることがあります。簡易的な物だと値段は1000円以下だと思います。お神札の前に一番小さな神鏡を置きます。神鏡の値段は600円から800円くらいであります。稲荷神社のお神札を置く時はお札立ての鳥居を赤く塗ればお稲荷様らしくなります。

 

本当は一番小さな宮形(袖付大神宮)にお神札と鏡を入れて、榊を榊立にさしたり、お供えをした方がいいですけれど、お神札を粗末に扱わない(置かない)ということで書いています。日々のご挨拶が習慣になって毎朝楽しく一日を始められるようになってからでいいのではと。宮形を据えてお神札をおさめて放置気味は良くないので。

「よし、全部きちんとやるぞ!」と決めた上で稲荷の神棚らしくしたいなら2個1セットの白狐像も買いましょう。大きさ次第ですがかわいいサイズだと1500円程度で見つかるでしょう。これは神具店で購入するか大きな稲荷神社では置いてあるかもしれません。

稲荷鳥居も置いてみましょう。小さな板に小さな宮形でこじんまりとお祀りするなら小さな物がバランスがとれていい感じになると思います。

☆注意事項☆

向きは北向きでないかぎり特に気にするなだそうです。目の高さより上にというのも絶対ではないとのことです。ただ、人間の気持ちの問題で高次元存在である神々を思う時に見上げると自然に敬う気持ちになるからその方がいいと(監修者談)。

 カーテンボックス(板)だとほとんどの日本人は見上げる形になるからその点は問題無しとなりますね。

 あとは墨で半紙に”雲”と書いて神棚板の上(天井)に貼ります。板を設置する部屋の上に誰かが歩ける場所が無い部屋以外はこれを貼りましょう。

 カーテンレールの耐荷重が何キロか分かりませんが、しっかり取り付けられているなら板の上にお神札立てと榊立にお供え用の皿くらいなら何も問題ないでしょう。

 

稲荷神社と他の神社は分けて祀れと言われるのでどちらもお札を受けたいとなると板は二つ横に(別々に)並べることになります。向かって左に稲荷神社です。

神様と仏様も一緒にしない方がいいと言われますね。

 

注連縄を天井から吊り下げたり、神前幕を下げたり、欲を言えばきりがないのでここらでやめましょう。ここから宮形を据えて神具を塗装しだすともう普通の人とはみなしてもらえませんから😁

 

お神札があると部屋の空気が明らかに変わって自宅でほわほわできます。

ふへへへへ。

#細かいミスの修正中です。