ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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春日神社(高知県安芸郡東洋町野根乙)

土佐国神社巡り初日は春日神社が最後になります。徳島県との境にある東洋町にあるので、ここまで来ると高知県の海沿い東半分を走ったことになります。距離はありますが海とのどかな風景に疲れを忘れるお詣りです。

 

目次

 

【御祭神】

建御雷之男神 経津主神 天児屋命 比売神

【御由緒】

 

案内板によると300年あまりの歴史があるそうです。

 

春日神社への道】

国道55号で高知県の端にある東洋町を目指します。国道493号へ進みます。道なりに真っすぐ走ると道は自然に高知県道101号へとかわります。55号と493号との交差点から約4キロの所で案内看板に従って左折します。

春日神社へは田んぼの中を一直線に500メートル。

田植えの時期は農家の方がこの道を利用していると思われます。その場合は少し先に同じような道があります。

 

案内看板に従って走った場合には突き当りを右折して約50メートル、少し先の道の場合には突き当りを左折して約100メートルの所に車をとめられるスペースが石燈篭前にありました🙂

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

上記の場所はほぼ平らです。常夜灯(石燈篭)の間を抜けて拝殿に向かうことになります。本殿は裏の高い所にあるのでそこへ行くのはさすがに無理ですけど、下から見上げながらおまいりはできます。

 

 

【境内の様子】

春日神社社頭

常夜灯のある田園風景

山側の道

参道

拝殿

本殿

本殿斜め前から

本殿横から

本殿玉垣内側の石灯籠と境内社(向かって右側)

向って左側

境内社

本殿前から見る拝殿と大杉

大杉

天然記念物を示す石の?

横の道から見る社殿

脇障子のおそらく建御雷之男神経津主神

入り口常夜灯の特徴的な笠

鹿

狛犬

おまけ

たしかトイレの壁紙のマムシ注意貼り紙。杉の枯れ枝と赤茶色のマムシの組み合わせは気がつきにくそうなので注意喚起はありがたいです。

 

【おまいりをおえて】

国道55号から別れると車もぐっと少なくなって、知らない道を走る緊張から解放されました。山と川、それに田植えを済ませたばかりの田んぼが広い池となって、なかなか美しい眺めです😊

 

春日神社は山裾の道に平行に境内があり、山の中に石段参道がのびている神社ではありません。元々あった大杉の場に神社を建てるとしたらこうした形になるのかもしれないですね。

 

道側は開放されているのに、目に見えない壁でもあるかのように境内が特別な空間になっている感じがしました😌

 

常夜灯の間を抜けて奥へ歩くたびに、柔らかくきめ細かい何かが満ちている感じ? 清々しい場所(神域)にいるんだという思いが湧いてきました。

 

本殿の裏まで行くと冷気がふき出しているような他と違った感じが強まったと思います。

#個人の感想で何も保証できるものはありません。

 

お詣りを決めたのは高知県北東部も行ってみたいと思って探した時、彩色された本殿の写真を見たからでした。すぐ近所にも数社ありましたが駐車スペースや石段参道の問題でこちらになりました。西日本は丹塗りの社殿は稲荷神社等に見られますが、複数の色で塗り分けられたものは少ないです。東日本の方が思うよりもこうした社殿へより惹きつけられるものがあります😅 色のことばかり書いてますが、細部の造りもなかなか見事なものでした。

 

それほど分厚くはないですけど、杉の枯れ枝で境内が覆われていました。紙垂が新しいことから、春季大祭は終わっていたのかも。お祭り前にはしっかり掃除をするもの。短時間でまた落ちてきたように思えました🙂 杉を見上げるとまだ落ちてはいないが茶色の枝がたくさんありました。掃除は本当に大変な神社だと思います。

 

流鏑馬(やぶさめ)について|東洋町ホームページ

案内板に書かれている流鏑馬について詳しく書かれている東洋町のページです。東洋町の人口がとても少ない中で行われていることの意味は重要です。私も今ある神社の行事を少しでも長く残していけるように頑張らないとと思います💪

 

春日神社は下から見上げた本殿が印象的な静かで綺麗ないい神社でした。